マヨルカのアーモンドアイス「グラニザッ・ダ・マトラ」の作り方

マヨルカのアーモンドアイス「グラニザッ・ダ・マトラ」の作り方は簡単。

牛乳と混ぜて冷凍庫で冷やすだけで、本場マヨルカの味をご家庭で再現できます。

グラニザッ・ダ・マトラの美味しい作り方のポイントと、アレンジの方法をご紹介いたします。

作り方のポイントをおさえるだけで、各段に香りがアップするのでお試しください。

グラニザッ・ダ・マトラ（アーモンドグラニテ）の基本的な作り方

１．牛乳を常温に戻します。

少量の牛乳を加熱し、冷たい牛乳に加えて牛乳を常温に戻します。

牛乳を常温に戻すことでアーモンドの油分が溶けだし、香りがしっかりと牛乳にうつります。

少しの手間で美味しさがアップするので、必ず常温に戻してからお作りください。

２．グラニザッ・ダ・マトラの素と牛乳を混ぜます。

グラニザッ・ダ・マトラの素に牛乳を加え混ぜた後、30分放置します。

そのままでは完全に溶けないので、30分後もう一度かき混ぜ砂糖を溶かします。

30分置いている間にアーモンドの香りが牛乳に溶け込んでいきます。

３．冷凍庫で冷やし固めます。

グラニザッ・ダ・マトラの素が牛乳に溶けたら、冷凍庫で固めます。

各冷凍庫の状態にもよりますが、半日ほどあればしっかり固まります。

４～５時間経って冷凍庫から取り出してかき混ぜると、アーモンドと牛乳が均等に混ざり仕上がりが美しくなります。

４．器に盛って召し上がれ。

凍ったグラニザッ・ダ・マトラは、アーモンド層と牛乳層に分かれています。

少し溶かした後シャクシャクと崩し、牛乳層にアーモンド層を混ぜ込んでいきます。

＊アイスクリームメーカーや、フローズンドリンクメーカーをお持ちの方は、①②の手順の後ご使用ください。

マヨルカでは夏の間、フローズンドリンクとして親しまれています。

グラニテ、フローズンドリンクどちらでもお好みの口溶けをお楽しみください。

グラニザッ・ダ・マトラの美味しいアレンジ

グラニザッ・ダ・マトラ本来の味をお楽しみいただいた後は、お好みに合わせてアレンジしていただくと、全く違ったアーモンドグラニテに変身します。

アーモンドのコクと風味を残したまま楽しめる、美味しいアレンジをご紹介いたします。

飲み物を変えてみる

牛乳を別の飲み物に変えると、また一味違った風味が楽しめます。

・アーモンドミルク

牛乳をアーモンドミルクに変えると、コクがアップしてアーモンドそのものの風味が濃厚に口の中に広がります。

アーモンドミルクは無糖で品質の良いものをお選びください。もちろん、手作りだと最高です。

・豆乳

豆乳を使ってヘルシーに。

さっぱりとした口当たりで、和食のデザートとしても相性抜群です。

フレーバーを楽しむ

・レモンピール

マヨルカの家庭で一番親しまれているアレンジです。

レモンの皮の黄色い部分を薄くピールして、細かく刻みます。基本の作り方②の段階で加え、レモンの風味を牛乳にうつします。

分量はグラニザッ・ダ・マトラの素150g・牛乳500mlに対して、レモンピール1/4～1/2程度が目安です。

レモンのスッキリした風味で、甘さをおさえた爽やかな味に変化します。

・カカオ

純ココアを加えると、リッチなアーモンドチョコレートグラニテに。

牛乳を加える前に、グラニザッ・ダ・マトラの素に純ココアをしっかりと混ぜ込みます。

分量はグラニザッ・ダ・マトラの素150g・牛乳500mlに対して、純ココア20g程度が目安です。

凍った後は、アーモンド層・牛乳層・カカオ層の3層に分かれています。

しっかりと混ぜて召し上がるのも良し、大まかに砕いて器に盛り、3層を別々に楽しむのも良し。

チョコレート好きにはたまらない、どこか懐かしい味に変化します。

・コーヒー

インスタントコーヒーの粉を、牛乳を加える前に、グラニザッ・ダ・マトラの素に混ぜ込みます。

分量はグラニザッ・ダ・マトラの素150g・牛乳500mlに対して、インスタントコーヒーの粉10g程度が目安です。

コーヒーの苦みで、コクのある甘さをおさえた味に。

・ベルモット

キリっとしたベルモットが、アーモンドグラニテを極上の大人デザートに。

盛り付けた後、ベルモットをお好みの量加えます。

スッキリとしたベルモットが、アーモンドの花を思わせるような春の香りを運んできます。

この他にもアレンジは自在。

香り高いエクストラヴァージンオイルや塩と合わせるのもGood。

特にマヨルカ産のオリーブオイルや塩との相性は抜群です。

グラニザッ・ダ・マトラの最高のパートナー探しを、食後の楽しみにされるのはいかがでしょうか？